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入院前日 [手術に向けて]

入院前日。
特別な感情もあまりなく平常通り。
手術日が決まってから日数があったので、色々な準備もできたし、
前日になると逆にやることもない。
荷物の用意はとっくに出来て、あとは財布やら鍵、
ヘアアイロンやi-padなど前日まで使う物だけ
忘れないようにまとめるだけ。

ということで、入院前の手続きとしてやっておきたいこととして、
「限度額適用認定証」の申請がある。
これは、先に手続きをし認定証を病院に提出することで、
控除された後の本人負担分だけを支払うことになるので、
一度に高額な医療費を払わなくても済むシステム。
これを出さなくても、支払い後控除の手続きをとれば戻ってはくるが、
一旦は立て替えとなるので是非とも取っておきたい。

生命保険関係も連絡をして、保険金の支払い請求のため、
医師に書いていただく書類等を入院前に準備しておくと、
支払いまで日がかからない。

私の場合、一人暮らしなので冷蔵庫の中身の整理やら、
新聞を止めてもらったりと細々としたことはあるが、
特に煩わしいことは思い当たらなかった。

常に気を付けていた点は、風邪などひかないように体調管理。
風邪薬勝手にのめないし、開腹後咳やくしゃみなんて
恐ろしくて出来ない。
貧血もつらいリュープリン注射打ってまで標準値にあげたのに、 
ここで貧血になって手術が日延べになるなんて事態は避けたい。
こんなに体調に気を使ったことは初めて。

希望していた個室も取れたと病院からの電話。
これで明日病院に行き先生方に任せるのみ。
特に気負いも緊張もなく就寝。


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術前検査 [手術に向けて]

まずは血液検査。
健康診断の時と違って6本も採る。
鉄剤で貧血治してなかったらクラクラする量だ。

続いて尿検査。
これは微妙に出血中だったけど、いいのかな?

胸部腰部レントゲン、心電図と続き、肺機能検査。
これが一番大変だった。
吸って吸って吸ってー、はい、吐いて吐いてもっともっと!!
ゲホゲホなるし頭クラクラ。
タバコは一年弱前に禁煙していたけど、肺機能がちょっと弱い。


ヨロヨロしながら産婦人科へ行き先生の診断。
血液検査はギリギリ基準値をクリアしていて、HIVも淋病梅毒等の性病も無し。
でもあくまでギリギリなので、
生理が来るようなら出血を少なくするようにお薬を出してもらう。

心電図も正常、レントゲンでも問題なく手術は予定通り。
後は入院日に来るだけ。
風邪を引いたり何らかの体の変化が有れば連絡して下さい。
薬を飲む際も連絡下さい。
とのことで、あっさり終了。

帰宅後張り切ってスーツケースをポチる。

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筋腫のMRI結果 [手術に向けて]

MRIの画像診断が出た頃合いに結果を聞きに行く。
これによって術式が決まるのだが、おそらく開腹手術にだろう。

案の定、左横から写したMRI画像を見せてもらったが、
本当に赤ちゃんの頭位のものが写ってた。
そりゃこんなモノがお腹の中にあればポッコリお腹になりますわ。
経産婦であれば膣式で出せるサイズだそうだが、
残念ながら開腹手術になるそうだ。
経産婦の場合、出産に向けて産道が広がっているので大丈夫だそうだが、
未経験者の場合産道が出来てないので、
無理に膣から出そうとすると膣が裂けてしまうそうだ。
まぁ、子宮鏡や腹腔鏡に比べて治りは遅くても、
視野が広く見落としなんかが無さげ(主観)開腹手術で、
縦にばっさりやってもらった方がいい。
「少し気になる腫瘍が写っているが、おそらく良性のものでしょう。
摘出した時に検査に出します。」と言っていたから、
万が一癌だった場合、他に転移してないか調べてはくれるのだろう。

先生に手術の希望日を聞かれ、
「寒いシーズンにひと月も湯船に入れないのは肩の関節痛にも
よろしく無いので、さ来月頭位はあいてますか?」
と尋ねると、さ来月頭ならまだ空いているとのことで、
土日を避けて平日入院の翌日手術、しかも朝一を予約。

術前検査が必要とのことで、翌月に予約を入れる。
結果が一番時間のかかる血液検査から始めて、
尿検査、胸部と腰部レントゲン、心電図、肺機能検査をしてから、
先生のところで結果を聞くための予約を取り帰宅。

手術の日も決まり着々と進んでる感があり、変な話ワクワクする。
帰宅して入院に必要な物をネットで調べ、
ネグリジェやらマタニティショーツやらを注文。
気が早い。



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手術の決定 [手術に向けて]

紹介状を持って紹介された病院へ。
軽く問診があり、すぐに内診。
今までかかってた産婦人科の女医先生と違って遠慮がちに手術の話。
大丈夫ですよ、先生。
本人はとうに腹決まってますから。
切っちゃってくださいと申告すると、少しホッとしたご様子。

手術前提でMRIの検査の予約を取るよういわれ、
MRIの診断によって術式が決まるが、
内診と触診での大きさの感じ、そして経産婦でない私の場合、
開腹手術になる可能性が高いと言われる。
ちょっとガッカリ。
膣式が一番ダメージ少なそうで復帰も早そうだと期待していたのだが。
でも、開腹手術は術野が広く安全ではあるみたいなので良しとする。
貧血の件もあるからか、血液検査をして帰る。



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手術の決意 [手術に向けて]

…と言うほど大げさなものではないが。

最初に子宮筋腫が発覚しリュープリン注射を始めた時から、
この注射で逃げきれなくてまた大きくなってしまった時は、
切るしかなかろうと思っていた。
実際お腹がポッコリし出して体重が増えてきたのを自覚した一年前から
やっぱり切らなきゃならないな、と。

前回の時はアラフォーだった。
子供を産む予定もなく仕事に穴を開けるのが嫌で注射を選択しただけで、
ショックが無かったわけではないけど、生理は重いし、出血は半端ない、
おかげで貧血が酷いので、切って生理から解放されるのは魅力的ではあった。
今考えれば、仕事の都合なんて考えず、さっさと切ってしまっとけば、
酷い肩関節痛という副作用に悩まされる事もなかったのにととても後悔。

今回は四捨五入すればアラフィフだし、仕事もなんとかなりそうだったので、
切ることにはあまり抵抗はなかった。

強がらなくても、的なことをいう友人もいたが、特に強がってるわけでもない。
ちょっと寂しい気もするし、なんの役にも立てさせてあげる事も出来なくって
子宮には申し訳ない気持ちはあるが、辛い生理から解放される魅力の方が強い。
メンタルはかなり強い方だからか、あまり女であることに拘りもないし。
今まで伊達に一人で生きてないし、これからも一人で結構とか思ってるし。
(過去、数人の彼氏は私のその強靭なメンタルに
頼ってもらえない寂しさを覚えると言われた。小さい男だな。)

手術の後遺症とか心配なことはあるけど、
実際に先延ばしにしてもいいことないのはわかってるので。
子宮を切ると女性じゃなくなる的な考えがあるのかもしれないけど、
子宮があっても閉経すれば妊娠できないでし、
子宮を切っても卵巣が残っていれば女性ホルモンは出るわけで、
子宮本来の役割である妊娠を基準に考えれば、
むしろアラフォーで閉経してしまう人より長く女性であるとも言える。
女であるとか、切ったら女じゃなくなるとか、
結局は自分が女であると思っていればおんなじゃないのかと思うわけで。
切ったり閉経したら女じゃ無いとか言ったり思ったりするような輩は
ゲスいなぁと思っとけばいいよ。


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